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志段味古墳群その5南社古墳

中社古墳からさらに下り、南社古墳に向かいます(2019年8月撮影)。中社、南社とくるので北社があって良いものかと思いますが、尾張戸神社のことなのでしょうか。
南社古墳

古墳が見えてきました。
南社古墳
南社古墳

南社古墳は直径約30mを測る円墳です。出土した円筒埴輪の復元模型が置かれています。
南社古墳

墳頂から撮影したものです。
南社古墳

墳頂です。社が祀られています。見る角度によっては墳丘を大きく感じることができます。
南社古墳
南社古墳

墳丘には葺石が観察できます。墳丘は二段に築造され、上段と下段では葺かれている石が異なるそうです。
南社古墳

志段味古墳群その4中社古墳

尾張戸神社古墳見学後、尾根を下ると中社古墳の墳丘が見えてきました(2019年8月撮影)。
中社古墳
中社古墳
中社古墳

中社古墳は全長約63mを測る前方後円墳です。史跡整備に伴う事前の発掘調査が行われ、葺石の一部が復元されています。
中社古墳
中社古墳前方部側より
中社古墳前方部より
中社古墳後円部の状況
中社古墳後円部より

墳頂には社がありました。
中社古墳

周辺にあった石です。古墳の石材のようにも見えますが。何の説明もありませんでした。
中社古墳
中社古墳後円部の状況

古墳は自然の丘陵を切断して墳丘を整えています。左が後円部で、その状況が良く観察できます。
中社古墳

葺石が観察できます。
中社古墳
中社古墳後円部側より

志段味古墳群その3尾張戸神社古墳

いよいよ古墳を目指します。東谷山では尾張戸神社古墳、中社古墳、南社古墳などが見学できます。

まずは山頂に位置する尾張戸神社古墳です(2019年8月撮影)。
尾張戸神社古墳

名前の通り、墳頂には神社社殿が祀られています。
尾張戸神社古墳拝殿

直径約27mを測る円墳です。以前は前方後円墳の可能性も指摘されていましたが、発掘調査により二段築成の円墳であることが明らかにされました。
尾張戸神社古墳
尾張戸神社古墳

展望台からの景色近景です。
尾張戸神社古墳

墳丘に立ち入ることはできませんが、葺石を観察することができます。
尾張戸神社古墳
尾張戸神社古墳

志段味古墳群その2東谷山の古墳

東谷山白鳥古墳をあとにして、東谷山に向かいます(2019年8月撮影)。

まずは住宅街の道を抜け、山に入ります。
東谷山往路

途中で、こんなものを見つけました。古墳の石室石材のように見えますが、何でしょうか。
東谷山往路
東谷山往路

ひたすら登ります。
東谷山往路

最初に見えてきたのは、東谷山3号墳です。3号墳とあるように周辺には多くの古墳群があります。この古墳はそのうちの1基で、直径約23mを測る円墳です。既に失われていますが、横穴式石室の石材が移築され、復元されています。
東谷山3号墳
東谷山3号墳

草木に覆われており、わかりずらいですが石室の大きな天井石が見えています。
東谷山3号墳

こちらは以前、訪れた時に撮影したものです(2009年6月撮影)。このまま風化しないでほしいと思います。
東谷山3号墳



志段味古墳群その1

猛暑の中、名古屋に行ってきました。これまで前方後円墳である白鳥古墳が国の史跡として指定されていましたが、2014(平成26年)に主要な古墳を合わせて志段味古墳群として登録されました。その後、歴史の里として整備・公開されることとなりました。

以前、訪れたことがあるのですが、整備されてからは初めての訪問です。今回、ご紹介するのはそのうちの1基である東谷山白鳥古墳です。

名古屋からJR高蔵寺駅で下車し、古墳を目指します(2019年8月撮影)。駅前に古墳群の案内板がありました。
高蔵寺駅前案内板

東谷橋を渡ります。名古屋と言えば、やはりコメダですね。
東谷橋より

正面に東谷山が見えています。
東谷橋より

古墳に到着です。東谷山白鳥古墳は庄内川の河岸段丘上に位置している直径約17mを測る円墳です。周囲には古墳の周溝が位置表示されています。
東谷山白鳥古墳
東谷山白鳥古墳

埋葬施設は横穴式石室です。
東谷山白鳥古墳
東谷山白鳥古墳

これは以前、訪れた際の写真です(2009年6月撮影)。
東谷山白鳥古墳

次回は東谷山に登ります。
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Author:kame-naoki
カメさんと遺跡巡りが趣味のおじさんです。

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