FC2ブログ

志段味古墳群その7志段味大塚古墳

今回は志段味大塚古墳のご紹介です。前回、ご紹介した古墳群を奥に進むと古墳が見えてきました(2019年8月撮影)。奥の山は東谷山です。通常、この種の公園にはあまり人がいないものですが、天気が良いこともあり、多くの方が訪れていました。
志段味大塚古墳
志段味大塚古墳
志段味大塚古墳

志段味大塚古墳は全長約61mを測る帆立貝式の前方後円墳です。大正12(1923)年に、かの梅原末治氏によって発掘調査が行われ、五鈴鏡、轡・杏葉・輪鐙などの馬具、甲冑、金銅装帯金具など豊富な副葬品が出土したことで有名です。整備事業に伴う発掘調査が行われ、現在は墳丘が復元整備されています。この古墳では前方部の他にくびれ部分に造り出しと呼ばれる張り出しが造られているのが特徴です。これを見て思い出したのは東京都世田谷区に所在する野毛大塚古墳です。こちらも同じく帆立貝式の古墳です。祭祀の場なのでしょうか。
志段味大塚古墳
志段味大塚古墳

墳丘は後円部が三段、前方部が一段で構築されています。周囲には周溝が復元されています。
志段味大塚古墳
志段味大塚古墳
志段味大塚古墳
志段味大塚古墳

墳頂です。これまで確認されていた埋葬施設である粘土槨は既に削平されており、新たに木棺直葬の埋葬施設が確認されました。木棺内は未発掘ですが、上部から漆塗り革盾の痕跡が確認されています。確認された位置からすると、この木棺に埋葬された方のために古墳が築造されたのでしょうか。
志段味大塚古墳
志段味大塚古墳
志段味大塚古墳

こちらは整備前の状況です(2000年6月撮影)。
志段味大塚古墳




スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

No title

こんばんわ。

整備前後の新旧対比、整備された古墳も築造当時の姿をこの目で見られて興味深いですが、整備される以前の古色蒼然とした墳丘も、永年の風雪に耐えてきた迫力のようなものが感じられて感慨深いですね。

Re: No title

michikusa520 さま

こんばんわ。

ご訪問&コメント頂きまして、有難うございます。

以前、訪れたことのある古墳のニュースやブログ等を見ていると、随分変わったなと思います。何かその変化も早くなってきているように思います。

整備すると景観が変わり、整備しないと訪れる人もまばらと難しい問題ですね。
プロフィール

kame-naoki

Author:kame-naoki
カメさんと遺跡巡りが趣味のおじさんです。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
Love Clock
グラフィカルとけい
Sweets
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
にほんブログ村
フリーエリア
リンク