北江間横穴墓群 その2
予約投稿です。
前回に引き続いて、北江間横穴墓群のご紹介です。国の指定史跡です。前回は大師支群でしたが、今回は大北支群となります。
大師支群見学後、バイパスを挟んだ反対側の大北支群に向かいます。歩いているとそれらしきものが見えてきました(2017年6月撮影)。

入口です。こちらは大師支群に比べて、わかりやすかったです。

横穴墓群が見えてきました。階段等がつけられ、見学しやすいようになっています。

横穴墓はいくつかのグループに分かれているようです。まずは西側の下段に位置する横穴墓です。比較的小型の横穴墓が所狭しと並んでいます。

この横穴墓には手前に排水溝が掘り込まれています。

32号墓です。墓前祭祀を行う前庭部と呼ばれるものが良く残っています。

32号墓の内部から撮影したものです。この大北支群では天井部がカマボコのような通常のものとは別に、四角を呈するものが目立つように思います。

続いて中段の一群です。

この中で特徴的なのは西側に位置する小型の横穴墓です。火葬骨を埋葬したものと推測されています。

最上段の一群です。ここは見ごたえがあるのですが、足元に注意しながら登るのに一苦労しました。

こちらは横穴群中、最大の横穴墓です。


こちらの横穴墓では造り付けの石棺を見ることができます。


最後に北側のグループです。このグループで特徴的なのは火葬骨を収める石櫃を伴う横穴墓の存在です。


石櫃です。蓋石が外されています。

別の1基です。こちらには複数の石櫃が確認できます。もともとあった横穴から、この横穴墓に集められたのかもしれません。同じ石櫃でもいろいろな形があるようです。


最後に北江間横穴墓群の中で有名な1基です。石櫃を伴う横穴墓ですが、石櫃に「若舎人」と刻まれています。日本の古墳では人名を記した墓誌が出土することは、まずありませんが役職等を示すものと思われ、大変貴重です。


大師、大北支群ともに、とても見ごたえのある横穴墓でした。
前回に引き続いて、北江間横穴墓群のご紹介です。国の指定史跡です。前回は大師支群でしたが、今回は大北支群となります。
大師支群見学後、バイパスを挟んだ反対側の大北支群に向かいます。歩いているとそれらしきものが見えてきました(2017年6月撮影)。

入口です。こちらは大師支群に比べて、わかりやすかったです。

横穴墓群が見えてきました。階段等がつけられ、見学しやすいようになっています。

横穴墓はいくつかのグループに分かれているようです。まずは西側の下段に位置する横穴墓です。比較的小型の横穴墓が所狭しと並んでいます。

この横穴墓には手前に排水溝が掘り込まれています。

32号墓です。墓前祭祀を行う前庭部と呼ばれるものが良く残っています。

32号墓の内部から撮影したものです。この大北支群では天井部がカマボコのような通常のものとは別に、四角を呈するものが目立つように思います。

続いて中段の一群です。

この中で特徴的なのは西側に位置する小型の横穴墓です。火葬骨を埋葬したものと推測されています。

最上段の一群です。ここは見ごたえがあるのですが、足元に注意しながら登るのに一苦労しました。

こちらは横穴群中、最大の横穴墓です。


こちらの横穴墓では造り付けの石棺を見ることができます。


最後に北側のグループです。このグループで特徴的なのは火葬骨を収める石櫃を伴う横穴墓の存在です。


石櫃です。蓋石が外されています。

別の1基です。こちらには複数の石櫃が確認できます。もともとあった横穴から、この横穴墓に集められたのかもしれません。同じ石櫃でもいろいろな形があるようです。


最後に北江間横穴墓群の中で有名な1基です。石櫃を伴う横穴墓ですが、石櫃に「若舎人」と刻まれています。日本の古墳では人名を記した墓誌が出土することは、まずありませんが役職等を示すものと思われ、大変貴重です。


大師、大北支群ともに、とても見ごたえのある横穴墓でした。
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