稲荷山古墳
三連休を利用して、久し振りに行田市に所在する埼玉古墳群に行ってきました。
埼玉古墳群は現存するだけでも9基の古墳が古墳公園として整備・公開されています(国指定史跡)。まさに古墳の博物館です(実際に博物館も併設されています)。
これまで何度か訪れたことがありますが、近いようで少し交通が不便なところにあるので、あまりゆっくりは見れませんでした。今回は雨予報をずらして計画したのですが、あいにく雨が降りました(笑)。
まずは稲荷山古墳のご紹介です。全長120mを測る前方後円墳で、古墳群の中で最初に築造された古墳と考えられています。
この古墳から文字が刻まれた鉄剣が出土したことを知っている方も多いのではないでしょうか。関東の古墳時代史を変える大きな発見でした。
こちらは昔の稲荷山古墳です。過去の土取り工事によって前方部は削平されてしまいました。手前には水を湛えた堀が復元されていました。
こちらは墳頂から見た次回ご紹介予定の丸墓山古墳です。
現在は前方部が復元され、堀も水がなくなりました。右側が後円部です(2014年11月撮影)。
こちらは前方部側から見た現在の墳丘です。
後円部墳頂には発掘調査によって確認された埋葬施設が復元されています。埋葬施設は粘土槨と礫槨の二つが確認されていますので、少なくとも二人の方が埋葬されていたことになります。
そしてこの礫槨から例の鉄剣が出土しています。ただ二つの埋葬施設が古墳の主軸とずれていることから、第三の埋葬施設が存在し、その方のために稲荷山古墳が築造されたものと考えられています。
埼玉古墳群は現存するだけでも9基の古墳が古墳公園として整備・公開されています(国指定史跡)。まさに古墳の博物館です(実際に博物館も併設されています)。
これまで何度か訪れたことがありますが、近いようで少し交通が不便なところにあるので、あまりゆっくりは見れませんでした。今回は雨予報をずらして計画したのですが、あいにく雨が降りました(笑)。
まずは稲荷山古墳のご紹介です。全長120mを測る前方後円墳で、古墳群の中で最初に築造された古墳と考えられています。
この古墳から文字が刻まれた鉄剣が出土したことを知っている方も多いのではないでしょうか。関東の古墳時代史を変える大きな発見でした。
こちらは昔の稲荷山古墳です。過去の土取り工事によって前方部は削平されてしまいました。手前には水を湛えた堀が復元されていました。
こちらは墳頂から見た次回ご紹介予定の丸墓山古墳です。
現在は前方部が復元され、堀も水がなくなりました。右側が後円部です(2014年11月撮影)。
こちらは前方部側から見た現在の墳丘です。
後円部墳頂には発掘調査によって確認された埋葬施設が復元されています。埋葬施設は粘土槨と礫槨の二つが確認されていますので、少なくとも二人の方が埋葬されていたことになります。
そしてこの礫槨から例の鉄剣が出土しています。ただ二つの埋葬施設が古墳の主軸とずれていることから、第三の埋葬施設が存在し、その方のために稲荷山古墳が築造されたものと考えられています。
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