中央と地方

若い頃は良く地方の現場に行きました。この地方という言葉を私はあまり好きではありません。

地方の現場に飛ばすとか地方の方が楽だからとかいう人達がいます。私は人見知りをする方なので、知らない土地で地元の方々と一緒に作業するにはかなりの精神的な負担となります。長い期間の発掘現場ならともかく、短い現場ですとなおさらです。環境に馴れるころには終わってしまいます。

でもそういう発言をする人達がいざ地方に行くはめになると、大抵大恥をかいて帰ってきます。おそらく自分は中央の人であるというエゴが邪魔をするのかもしれません。中央もそうであるように、地方には地方のやり方、考え方があります。

地方の現場の方が良い想い出がたくさんあります。何より人の暖かさを感じます。あるところでは方言がわからず、会話が上手くできませんでした。地元の本屋さんでこっそり勉強して現場でしゃべってみたら、作業して頂いている方々が驚いて東京弁で返答されたこともありました。わざと方言を使って私をからかってみたそうです。ほぼ毎日雪の中での調査でしたが、楽しく過ごすことができました。

最近、地震関連で中央のある方のご発言が問題となりました。真意はともかくとして、地位や権力を離れた人としての配慮が欠けていたのではないかと思います。遺跡の場合もそうですが、本当にその大変さを知っている人はそうした発言をしないものです。

ところで中央と呼ばれるその中枢には何があるのでしょうか。実は何もないのではないかと最近思います。

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カメさんと遺跡巡りが趣味のおじさんです。

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