雨と現場

帰路、駅に着いた途端雷が鳴り始めました。今日は午後、作業できないかもと思っていましたが、何とかなりました。お外のお仕事は天気との関係も重要です。遺跡の調査は土が見えないとどうしようもないので、雨が降るとその量にもよりますが、基本的に作業はできなくなります。また足元も悪くなり、危険です。

時間に余裕があれば良いのですが、それがない場合は大変です。いくつもの選択肢を考えながら調査を進めていきます。それも大事なお仕事です。また、遺跡の内容や状況によっては次の日、晴れたからと調査できるとは限りません。

障害物や条件によって、空中からラジコンへリコプター等にカメラをつけて掘り終った状況を撮影することがあります。真上から見た風景は地上で見るものとは異なります。

この撮影に向けて写真清掃というお仕事があります。きれいな写真を撮影するために掘り終った遺構(竪穴住居やお墓等)はもちろん、我々の足跡もできるだけ残さないようにしなければなりません。周辺の草刈りやゴミ拾い等もやります。大変なお仕事です。

以前、広い敷地の中の調査で、空中から撮影することになったのですが撮影前夜に雪が降ったり、予報が変わって雨になったりしました。その度に清掃のやり直しです。調査の期限もあるのでそれに向けて作業も進めなければなりません。徹夜して何とかするというお仕事ではありません。

しかし撮影日前夜にかなりの雨が降りました。当日、私は早起きをして無駄かもしれないと思いつつ、現場で一人水抜き作業を始めました。すると後ろの方で音がします。普段作業をして頂いている方が、同じように水抜きを始めています。作業前なので、その旨を伝えましたが、私と同じように心配で、夜眠れなかったそうです。そうこうするうちに、一人、また一人…どんどん人が集まってきます。

皆様のお蔭で無事に撮影をすることができました。本当に頭の下がる思いです。ほぼ2年越しの調査でしたので、大変良い思い出となりました。

このお仕事に気象予報士の勉強が必要かなと最近思います。

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Author:kame-naoki
カメさんと遺跡巡りが趣味のおじさんです。

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