国立の古墳5 谷保天満宮境内の古墳

先日、東京都埋蔵文化財センター主催の「武蔵・相模の後期古墳-その地域性と交流をさぐる-」に行ってきました。公開シンポジウムもあり、斬新的なご意見も出されていました。府中・三鷹・多摩市域では新たな調査の成果も加わり、多摩地域の古墳時代を解明するうえで、とても重要です。
埋蔵文化財センターにはこんなものがありました。もちろん実際には動きません(笑)。
縄文土器UFOキャッチャー

さて、谷保天満宮を訪れた際、古墳と考えられているものを見つけました。天満宮駐車場の脇にあります。正面から見ると鳥居奥が一段高くなっており、墳頂に第六天神社が祀られています(2009年4月撮影)。
古墳の可能性が考えられていますが、手前には老木があり、その付近も周囲より高くなっていることから本来は一連の墳丘であった可能性もあります。
谷保天満宮境内の古墳

現在は小墳丘ですが、そうであれば周辺の谷保古墳などとともに同じような大きさの古墳になりそうです。明確に墳丘は認められませんが、地形的に境内には他にも古墳があった可能性があります。
谷保天満宮境内の古墳墳丘





スポンサーサイト

国立の古墳4 四軒在家1号墳

最近いろいろと多忙につきなかなか更新できません。さらに忙しくなりそうです。

石塚古墳からしばらく西に進むと青柳地区に入ります。住宅街の公園の中に四軒在家1号墳の横穴式石室が保存されています(2007年5月撮影)。正確には移築(元にあったところから移動したもの)保存です。古墳といえばお墓ですので少し暗いイメージがありますが、ここはお日様のもと見学することができます。
四軒在家1号墳石室

埋葬施設は河原石積みの横穴式石室です。遺体が埋葬された玄室と呼ばれる部屋の奥から入口方向を望むとこんな感じになります。多くの古墳とともに群を構成していたようですが、現在はほとんど残っていません。府中、国立地域で石室が見学できるものは現在のところ、この古墳だけだと思います。
四軒在家1号墳石室玄室奥より

国立の古墳3 石塚古墳

谷保天満宮から甲州街道をさらに西に進むと、住宅街の中に石塚古墳があります(2011年5月撮影)。
石塚古墳

墳頂には祠が祀られています。裾付近にはかわいらしい道祖神があります。谷保古墳同様、河原石積みの横穴式石室の存在が想定されています。
石塚古墳近景

国立の古墳2 谷保古墳

前回の下谷保古墳群の付近には東方横穴墓がありましたが、現在は見ることができません。市内で初めて発見されたそうです(2011年5月撮影)。
東方横穴墓

横穴があった付近からは富士山が遠望できます。横穴墓に葬られた方も富士山を眺めていたことでしょう。
東方横穴墓付近からの景色

甲州街道(国道20号線)沿いには谷保天満宮があります。街道沿いに参道はあるのですが、本殿はさらに階段を下がったところにある珍しい形態です。ご祭神は学問の神様、菅原道真公です(2009年4月撮影)。
谷保天満宮

JR南武線谷保駅の近くには谷保古墳があります。祠が祀られており、地元の方々に大切に守られているようです。墳丘には河原石が散在しています(2011年5月撮影)。
谷保古墳

ちなみに国立はくにたちと読みます。お恥ずかしい話ですが私は小さい頃、こくりつと読んでいました。

国立の古墳1 下谷保古墳群

甲州街道沿いにある府中熊野神社古墳を西に進むと、国立市に入ります。
国立にもいくつかの古墳が残っています(下谷保1号墳、1993年8月撮影)。
下谷保1号墳

墳丘には石室材と思われる川原石が散在し、墳頂には稲荷社がありました。
下谷保1号墳近景

久し振りに訪ねて見たら、周辺にお家がたくさん建っていました。階段も設けられ、整備されたようです(2011年5月撮影)。
整備後の下谷保1号墳

墳頂にあった稲荷社も傍らに移動されたようです。お家の近くにあるので、見学も気兼ねしてしまいます。
整備後の下谷保1号墳近景

すぐ近くの畑地にもう1基あります(下谷保2号墳、2011年5月撮影)。
下谷保2号墳
プロフィール

kame-naoki

Author:kame-naoki
カメさんと遺跡巡りが趣味のおじさんです。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
Love Clock
グラフィカルとけい
Sweets
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
にほんブログ村
フリーエリア
リンク