毛塚古墳群

毛塚古墳群は東松山市に所在します。以前、ご紹介した高坂古墳群の南方に位置しています(1994年4月撮影)。古い撮影なので詳細は不明ですが、メモには毛塚908付近とあります。
毛塚古墳群

おそらく上の写真の古墳の墳丘断面です。黒色の土が帯状に見えており、墳丘が盛土によって築造されていることがわかります。
毛塚古墳群墳丘断面

同一古墳の遠景でしょうか。もしかしたら違う古墳かもしれません。
毛塚古墳群

かなり以前のものなので、現在も墳丘が残されているかは不明です。いずれも円墳と推測されます。もし詳細がわかる方がいらっしゃるようでしたら、ご教示下さい。毛塚古墳群は高坂駅周辺に展開しているので、高坂古墳群も見学しておけば良かったなと思います。

この時は、後日ご紹介予定の諏訪山古墳群をメインに訪れているので、もしかしたら当時、高坂古墳群はそれほど注目されていなかったのかもしれません。
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若宮八幡古墳

若宮八幡古墳は東松山市に所在します。東武東上線東松山駅から若宮八幡神社を目指します。

徒歩で訪れると結構距離があるようですが、運動不足解消のためひたすら歩きます(笑)。ようやく神社が見えてきました。しかも道路沿いに鳥居があります(2016年1月撮影)。
若宮八幡神社

鳥居をくぐり、参道を歩いて行くと墳丘が見えてきました。直径約30m、高さ4mを測る円墳です。かなり大きく感じます。墳頂には八幡神社があります。
若宮八幡古墳

神社階段の左手を進むと横穴式石室が開口しています。近年整備されたようで、照明で内部を観察することができます。
若宮八幡古墳石室開口部

横穴式石室は全長約8.1mを測り、羨道と前室、玄室から構成される複室構造です。
若宮八幡古墳横穴式石室

前回ご紹介した穴八幡古墳の石室も複室構造でしたが、穴八幡古墳は方墳で石室が一枚石から構成されるのに対して、こちらは円墳で石室は切石を複雑に組み合わせて構築しています。玄室はやや胴が張るタイプのようです。
若宮八幡古墳奥室
若宮八幡古墳前室側壁

床面には敷石があります。
若宮八幡古墳前室敷石

江戸時代には開口していたようで副葬品等は知られていません。以前は道路沿いに建物があったようですが、訪れた時には空き地となっていて道路側から墳丘を眺めることができます。
若宮八幡古墳






穴八幡古墳

穴八幡古墳は小川町に所在します。最寄り駅は東武東上線小川町駅です。

穴八幡古墳を目指して歩き始めたのですが、事前の調査不足で反対方向に歩いてしまいました(汗)。が、途中で八宮神社を見つけたので、寄り道してみました(2016年1月撮影)。
八宮神社
八宮神社拝殿

本殿には立派な彫刻が施されていました。創建年代は不明ですが、現在の建物は江戸時代のものだそうです。迷ったお蔭で、貴重なものを見ることができました。
八宮神社本殿彫刻
八宮神社本殿彫刻

再び道に戻り、古墳を目指します。八幡神社の近くにあるようです。
八幡神社

古墳が見えてきました。
穴八幡古墳
穴八幡古墳

穴八幡古墳は一辺約28m、高さ5.6mを測る方墳です。江戸時代に墳丘を切り崩していたところ、横穴式石室が開口したそうです。その後、八幡神社が建立され古墳も信仰の対象となったようです。

墳丘南側に横穴式石室が開口しています。石室は羨道と前室、玄室の二部屋からなる複室構造です。石室全長は約8.2mを測り、側壁、奥壁ともに大きな一枚岩で構成されています。副葬品は鉄製品等がわずかに知られているだけです。
穴八幡古墳横穴式石室
穴八幡古墳奥室近景

発掘調査により、周囲には周溝が二重に巡ることが確認されており、一部復元がなされています。
穴八幡古墳周溝
穴八幡古墳付近よりの景色





元宿稲荷塚古墳

高坂古墳群を見学後、日を改めて東松山周辺の古墳を見学することにしました。

稲荷塚古墳は嵐山町に所在します。稲荷塚古墳という名前は各地に多数あるので、ここでは字名を付記しました。直径約20m、高さ3.5mを測る円墳です。周辺には葺石が散乱しています(2016年1月撮影)。
稲荷塚古墳墳丘

南側には埋葬施設である横穴式石室が開口しています。石室は前室と玄室の2部屋からなりますが、羨道は破壊されてしまっているようです。石室の平面形は胴が張るタイプです。このタイプを有する石室は複数の部屋をもつものが多いようです。
稲荷塚古墳横穴式石室

奥壁や天井には大きな一枚岩が使用されていますが、側壁には割石が小口積みされています。床面にも礫が敷かれていたようです。
稲荷塚古墳前室側壁の状況

平成年間に発掘調査が行われ、一部石室の復元が行われています。石室は中世には開口していたようで、副葬品等は知られていません。付近には菅谷館跡が公園として保存されているようですが、そちらには時間の関係上、訪れることができませんでした。

高坂古墳群

高坂古墳群は埼玉県東松山市に所在します。近年、区画整理事業に伴う発掘調査が行われ注目されることとなった古墳群です。古墳群は東武東上線高坂駅周辺に展開しており、付近には毛塚古墳群や諏訪山古墳群など多くの古墳が存在しています(2016年1月撮影)。

まずは駅を出て周辺を散策です。あちらこちらで道路や宅地の工事が行われています。そうした中でいくつかの古墳を見ることができました。
高坂3号墳
高坂3号墳

1号墳は高済寺境内に所在します。道路を歩いていると目の前にこのような光景が現れます。左手奥の高まりが1号墳と思われます。手前には中世城館の土塁が残されています。
高坂1号墳城館土塁
高済寺本堂

境内から見た1号墳の墳丘です。墳頂は加賀氏の墓所となっています。
高坂1号墳
加賀爪氏累代の墓
高坂1号墳付近より城館堀跡

こちらは5号墳です。周辺では発掘調査が行われているようです。
高坂5号墳

注目される8・9号墳は次回ご紹介します。こちらは8・9号墳が所在する高坂神社周辺にある無名墳です。墳頂に祠があります。
高坂古墳群無名墳

左手は11号墳、右手は10号墳で、周囲は削平されているようですが、いずれも比較的墳丘が残っています。
高坂10・11号墳
高坂10号墳
高坂11号墳

駅方面へと戻ります。こちらは12号墳。墳頂に祠が見えました。
高坂12号墳

最後に線路際に位置する13号墳。払田稲荷神社の土台となっています。
高坂13号墳




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Author:kame-naoki
カメさんと遺跡巡りが趣味のおじさんです。

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