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吉見百穴

吉見百穴は埼玉県比企郡吉見町に所在します。丘陵の斜面に掘り込まれた横穴墓群で、整備されているため草木にからまれることなく、見学することができます(笑)。

横穴墓群の遠景です。これだけあると圧巻です。古い写真のスキャンなので、少し色あせています(1994年4月撮影)。
吉見百穴横穴墓群遠景

明治年間に坪井正五郎氏によって発掘され、横穴をお墓ではなく、コロポックルの住居とする穴居論争が行われたことで学史的にも有名です。
吉見百穴横穴墓群
吉見百穴横穴墓群
吉見百穴横穴墓群

内部は玄室に遺体を安置する棺座を造り出しているものとないものとがあり、棺座も片側だけにあるもの、両側にあるものなどに分類されます。この横穴墓には排水のための溝が掘り込まれています。
吉見百穴横穴墓群
玄室内部から撮影したものです。
吉見百穴横穴墓群玄室より

別の横穴墓ですが、玄室の両側に棺座が造り出されています。
吉見百穴横穴墓群棺座
吉見百穴横穴墓群棺座

玄室に棺座がないタイプ(無棺座)の横穴墓です。
吉見百穴横穴墓群

横穴墓群がある丘陵頂部から撮影した風景です。
吉見百穴横穴墓群

吉見百穴とその周辺には、戦時中、航空機の部品を製造するための軍需工場が作られ、その一部を見学することもできます。
地下軍需工場跡
地下軍需工場跡

周辺には明治から大正年間にかけて作られた岩窟ホテルや岩室観音堂もあり、見どころ満載です。時間があれば、またゆっくりと行きたいところです。
岩窟ホテル
岩室観音堂
岩室観音堂
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さいたま市の古墳

予約投稿です。

今回はさいたま市に所在する新明神社古墳と本杢(ほんもく)古墳のご紹介です。

神明神社古墳は直径約33mを測る円墳です。名前の通り、墳丘の傍らに神社があります。古墳と神社の関係は墳丘上に神社がある例が多いように思いますが、ここでは墳丘下にあり、古墳は本殿のような位置にあります(2016年10月撮影)。

古墳の眼下に川が流れています。
新明神社古墳

神明神社です。
新明神社古墳
新明神社古墳
新明神社古墳

神社の後方は公園になっており、古墳が保存されています。
新明神社古墳

墳丘から見た風景です。
新明神社古墳

次は本杢古墳です。古墳のすぐそばまで道路が迫っており、周囲は削平されています。
本杢古墳

円墳と考えられていましたが、平成年間の発掘調査により一辺約20m以上を測る方墳であることが明らかにされています。
本杢古墳
本杢古墳
本杢古墳

白鍬古墳群

白鍬古墳群は埼玉県さいたま市に所在します。側ヶ谷戸古墳群と同じく多くの古墳から構成されていたものと推測されますが、大部分は開発の波により削平され、現在では数基が確認できるに過ぎません(2016年10月撮影)。

途中で、藤橋の六部堂なるものを見つけたので見学しました。役割は終えてしまいましたが、地元の方々により大切に保存されています。
藤橋の六部堂
藤橋の六部堂

氷川神社です。境内に立派な富士塚がありました。
島根氷川神社
島根氷川神社富士塚

いよいよ本題の古墳群です。まずは白鍬塚山古墳です。住宅街の中に窮屈そうに囲まれて保存されています。周囲は削平されていますが、発掘調査により、もともとは直径約30mを超える大きな円墳であることが判明しています。市内では最も古い時期の古墳だそうです。
白鍬塚山古墳
白鍬塚山古墳

次は御嶽山古墳古墳です。こちらも住宅に囲まれていますが、宅地の隙間から墳丘を見ることができます。直径約20mの円墳です。
御嶽山古墳
御嶽山古墳

権現塚古墳です。宅地内に保存されています。直径約10mを測る円墳で、墳丘上に社が祀られています。
権現塚古墳

最後にかね山古墳です。住宅地の一角に保存されています。周囲を削平されていますが、発掘調査により直径約40mを測る大型円墳であることが判明しています。
かね山古墳
かね山古墳

古墳群見学時に途中で出会った光景です。周囲は住宅地だったのですが、何故ここにいるのでしょうか。
ヤギと羊

側ヶ谷戸古墳群

側ヶ谷戸(そばがやと)古墳群は埼玉県大宮市に所在します。古墳は多数あったようですが、現在墳丘等を確認できるのは5基となっています(2016年10月撮影)。

まずは稲荷塚古墳です。直径約36mを測る円墳です。学校の敷地内に保存されているので遠景のみ撮影しました。保存良好なようです。
稲荷塚古墳

次は茶臼塚古墳です。直径約30mを測る円墳です。畑地の一角に保存されています。
茶臼塚古墳
茶臼塚古墳

こちらは鴨川付近から撮影した茶臼塚古墳の遠景です。中央の後方の森が古墳です。
茶臼塚古墳

山王山古墳です。寺院内にありますが、墳丘は削平されており、大きさは不明です。ただ古墳群の中で唯一、横穴式石室を見学することができます。画像は石室奥壁と側壁の一部です。
山王山古墳

上之稲荷古墳です。直径約20mを測る円墳ですが、住宅街に囲まれ大きく削平されているようです。墳頂に稲荷社が祀られています。
上之稲荷古墳

最後は台耕地稲荷塚古墳です。直径約30mを測る円墳です。発掘調査により、埋葬施設は複室構造の横穴式石室であることが明らかにされていますが、石室は埋め戻されて保存されています。墳丘には稲荷社が祀られています。古墳群の中では唯一、ゆっくりと見学できる古墳だと思います。
台耕地稲荷塚古墳
台耕地稲荷塚古墳

墳頂からの風景です。
台耕地稲荷塚古墳

毛塚古墳群

毛塚古墳群は東松山市に所在します。以前、ご紹介した高坂古墳群の南方に位置しています(1994年4月撮影)。古い撮影なので詳細は不明ですが、メモには毛塚908付近とあります。
毛塚古墳群

おそらく上の写真の古墳の墳丘断面です。黒色の土が帯状に見えており、墳丘が盛土によって築造されていることがわかります。
毛塚古墳群墳丘断面

同一古墳の遠景でしょうか。もしかしたら違う古墳かもしれません。
毛塚古墳群

かなり以前のものなので、現在も墳丘が残されているかは不明です。いずれも円墳と推測されます。もし詳細がわかる方がいらっしゃるようでしたら、ご教示下さい。毛塚古墳群は高坂駅周辺に展開しているので、高坂古墳群も見学しておけば良かったなと思います。

この時は、後日ご紹介予定の諏訪山古墳群をメインに訪れているので、もしかしたら当時、高坂古墳群はそれほど注目されていなかったのかもしれません。
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Author:kame-naoki
カメさんと遺跡巡りが趣味のおじさんです。

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