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待乳山

待乳山聖天(まつちやましょうでん)は東京都台東区浅草に所在します。浅草寺の子院の一つで、正式には本龍院と呼ばれています。由緒では推古天皇3(628)年に、突然現れた霊山に天から金の龍が舞い降りたことによるとされています。

待乳山は大正年間に鳥居龍蔵氏によって、前方後円墳の可能性が指摘されています。周囲より小高いことがわかります(2008年11月撮影)。
待乳山

参道です。待乳山が前方後円墳だとすると、前方部の先端付近となります。
待乳山

前方部から撮影した本堂がある後円部です。かなりの比高差があるのがわかります。
待乳山

後円部から見た前方部です。
待乳山

本堂です。
待乳山
待乳山

境内にある江戸時代の宝篋印塔です。
待乳山

後円部側から撮影したものです。周囲はコンクリートで固められています。
待乳山

こちらは前方部側から撮影。
待乳山

待乳山は「真土山」で自然の小丘とされ、現在では古墳の可能性は否定されているようです。今後、周辺で調査が行われれば、周溝の有無などによってはっきりするのではないかと思うのですが。

ところで、有名な浅草寺は推古天皇36(628)年、檜前浜成・竹成兄弟が隅田川で漁撈の際に秘仏であるご本尊をすくいあげ、祀られたことに始まるとされています。ここからは根拠のない個人的な想像ですが、浅草寺のご本尊はもともと待乳山にあったのではないかと思います。その後、何らかの理由(荒廃や氾濫による被害など)で、浅草寺に移されたのではないかと思います。浅草寺の山号が金龍山と称するのもうなずけるような気がします。

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上野公園界隈

今回は上野公園周辺の散策です(2020年8月撮影)。

京成電鉄旧博物館動物園駅。1993(昭和8)年開業、2004(平成16)年廃止。駅舎はリニューアルされ、東京都選定歴史的建造物として保存されています。
旧博物館動物園駅

次は上野東照宮です。1627(寛永4)年創建。参道です。
上野東照宮

五重塔。
上野東照宮

手水舎の鈴。
上野東照宮

銅灯籠。50基もあるそうです。
上野東照宮

唐門と拝殿(国指定重要文化財)。
上野東照宮

御三家(紀伊・水戸・尾張)灯篭。
上野東照宮

お化け灯篭。高さ約6mもあります。
お化け灯篭

上野にも大佛がありました。1631(寛永8年)建立。関東大地震により、崩壊。現在はお顔部分のみが保存されている。
上野大佛

隣接してあるパコダ。
上野大佛

上野大佛が位置する場所は、周辺より高く削り残されており、古墳のように見えます。
上野大佛

水月ホテル鴎外荘に向かう途中、清水坂にお洒落な洋館がありました。
水月ホテル鴎外荘

水月ホテル鴎外荘。1943(昭和18)年創業、2020年5月廃業。敷地内には森 鴎外の邸宅が保存・公開されていたようです。今後はどうなるのでしょう。
水月ホテル鴎外荘
水月ホテル鴎外荘
水月ホテル鴎外荘

摺鉢山古墳

摺鉢山古墳は東京都台東区上野公園内に所在します。

現存する中では確実な古墳で、しかも全長約70m、後円部直径約43mを測る前方後円墳です。上野の山に前方後円墳があるとは驚きです。

現在は新しいものになっているとは思いますが、現地にある古い解説版です(1989年2月撮影)。
摺鉢山古墳

くびれ部付近から撮影した後円部です。
摺鉢山古墳

前方部から撮影した後円部です。
摺鉢山古墳

墳頂は後世削平されているようで、発掘調査も行われていないので詳細は不明ですが、元々は前方部が短い帆立貝式の古墳だったのかもしれません。埴輪片が採取されています。

古墳付近には多くの人達が散策し、私自身も東京国立博物館に脚を何度も運んでいるのですが、何故かこの古墳の写真が少ないです。今度、ゆっくり訪れて見ようと思っています。

妙亀塚

妙亀(みょうき)塚は東京都台東区橋場に所在します。昭和2(1927)年発行の鳥居氏著『上代の東京と其周圍』に紹介されています。

妙亀塚周辺には「梅若伝説」が残されており、隅田川の対岸には梅若塚があるそうです(2020年8月撮影)。
妙亀塚

悲しい物語のようですが、現在は周囲が住宅地となり、公園として保存公開されています。
妙亀塚

階段を上るとさらに小墳丘があります。
妙亀塚

頂上には弘安年間の板碑が祀られており、伝説との関係は不明ですが、何らかの供養塚として築かれたことは間違いないようです。
妙亀塚

背面です。まるで富士塚のようです。
妙亀塚

妙亀塚は現在のところ、古墳の可能性は少ないようですが、現状では方形の土台の上に小墳丘があり、上円下方墳の如き様相を呈しています。土台部分が本来の墳丘で、後世供養塚として再利用された可能性もあります。

家に帰って調べてみたら、近くの寺院にお化け地蔵なるものが祀られていることを知りました。またの機会に訪れてみたいと思います。

駿馬塚

予約投稿です。

駿馬塚は東京都台東区東浅草に所在します。こちらも鳥居氏によって紹介された古墳の可能性がある一つです。江戸時代には墳丘が存在してようです。縁起では平安時代に源 義家が東北へ向かう途中で亡くなった愛馬を葬った場所とされています。かつて陶棺が出土したと伝えられています。

これまで何度か訪れようと思っていましたが、なかなか叶わず、今回やっと訪れることができました(2020年8月撮影)。

近くまで来たのですが、住宅に囲まれて気づきませんでした。道路の入口に案内板がありました。路地裏といったところでしょうか。
駿馬塚
駿馬塚

既に墳丘はなく、現在は地元の方々によって大切に供養されているようです。表面はセメントで固められているようで、詳細はわかりません。
駿馬塚

傍らには以前、祀られていた五輪塔の一部が置かれていました。
駿馬塚

本当に陶棺が出土したとなると、大変珍しい例となると思います。古墳というより塚であった可能性が高いと思いますが、もしかしたら出土したのは火葬骨を入れた骨蔵器だったのではないかと想像しています。
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Author:kame-naoki
カメさんと遺跡巡りが趣味のおじさんです。

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